野菜の栄養価調査

野菜の栄養価調査しました。

にんにくの栄養価

にんにくの臭いの元となっているのは硫化アリル(アリシン)です。 硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける効果や抗菌作用、食欲増進、抗ガン、抗ストレス、更には血行を良くし冷え性にも効果があり、更に疲労の原因ともなる乳酸を分解するといった働きなどもあるそうです。 このように非常に薬効の高い硫化アリルを最も多く含むのがにんにくです。 ただし、にんにくは刺激の強い食べ物でもあります。 生のまま大量に食べると、胃の粘膜を荒らしたり、貧血を起こしたり、ビタミンB2欠乏症や肝機能障害を起こしてしまうなどとかえって悪影響となる場合もあります。 ですので、生で食べるなら一日1片程度が適量です。 身体に良いからといってあまりたくさん摂取するのは控えた方が良いでしょう。 また、にんにくの薬効成分は長時間の加熱に耐えることができませんので、薬効を期待して調理する場合は、さっと加熱する程度にした方がよさそうです。 にんにくは一年中出回っていますが、新しいにんにくは薄皮が白くてハリがあり、みずみずしいものです。 芽の出ているものは、芽に栄養が取られていますのでそうでないものを選び、使いきれない場合には醤油や油などの漬け込むと、調味料としても活用できます。 ・にんにくの主な栄養価(100g中) エネルギー  134kcal タンパク質  6.1g 脂質     1.3g 炭水化物   26.3g ナトリウム  9g カリウム   530mg マグネシウム 25mg カルシウム  14mg 鉄      0.8mg ビタミンA  0μgRE ビタミンB1  0.19mg ビタミンB2  0.07mg ビタミンC  10mg ビタミンD  0.0μg ビタミンE  0.5mg 食物繊維   5.7g