野菜の栄養価調査

野菜の栄養価調査しました。

にんじんの栄養価

にんじん(人参)はβカロチンを実に多く含む野菜です。 βロチンは体内でビタミンAと変わる栄養素です。 ビタミンAは肌や粘膜を丈夫にし、抗酸化作用や免疫力を高め、抵抗力を付けてくれる効果や目の疲れを癒してくれる効果があります。 更に、βカロチンそのものには活性酵素の害を防ぐといった効果もありますので、βカロチンはガンに対して有効な成分となっています。 にんじんに含まれるβカロチンは皮の付近に多く含まれますので、洗浄されて売られているにんじんなどは皮をむかずに、良く洗って使用するようにすると良いのではないでしょうか。 また、カリウムも多く含まれています。 カリウムはナトリウムの排出を助け、利尿作用をもたらしますので、高血圧の予防ともなります。 また、体内の水分量を調節するといった働きもありますので、むくみに対しても効果的です。 にんじんは常にスーパーに並ぶ野菜ですが、旬は冬です。 冬のにんじんがβカロチンなどの含有量も多く、味も甘みが強くなります。 肩の部分が日に焼け、緑色になったにんじんは味がやや落ちますので、全身がきれいなオレンジ色をしたにんじんを選ぶようにすると良いと思います。 ・にんじん(人参)の主な栄養価(100g中) エネルギー  37kcal タンパク質  0.6g 脂質     0.1g 炭水化物   9.1g ナトリウム  24g カリウム   280mg マグネシウム 10mg カルシウム  28mg 鉄      0.2mg ビタミンA  760μgRE ビタミンB1  0.05mg ビタミンB2  0.04mg ビタミンC  4mg ビタミンD  0.0μg ビタミンE  0.5mg 食物繊維   2.7g