ピーマンの栄養価
ピーマンはビタミンが豊富に含まれている野菜です。
肌や粘膜を丈夫にし、抵抗力を付けてくれる効果や目の疲れを癒してくれる効果のあるビタミンAの元であるβカロチンやウイルスに対抗する抵抗力をつけたり、肌を美しく保ったりする効果のあるビタミンCといったビタミンが含まれています。
また、ピーマンの緑色の元となっているクロロフィルには抗酸化作用や、ビタミンCやβカロチンの働きを助けるといった働きがありますので、豊富に含まれているビタミン類をより一層効果的に体内に取り入れることができます。
更に、ピーマンは唐辛子の中までもありますから、カプサイシンも含まれています。
カプサイシンには血行を浴する働きや脂肪の分解を助けるといった働きがあります。
また、最近よくみられるようになってきた赤や黄色といった色のピーマンはパプリカといいます。
パプリカはピーマンと似ており、同じ唐辛子の仲間ではありますが、果肉が厚く、甘みのある野菜です。
パプリカはピーマンよりもβカロチンやビタミンCの含有量が多くなっています。
ピーマン特有のにがみも無くカラフルな色合いですので、お子様などにはピーマンよりもパプリカの方が好まれるかもしれません。
・ピーマンの主な栄養価(100g中)
エネルギー 22kcal
タンパク質 0.9g
脂質 0.2g
炭水化物 5.1g
ナトリウム 1g
カリウム 190mg
マグネシウム 11mg
カルシウム 11mg
鉄 0.4mg
ビタミンA 33μgRE
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンC 76mg
ビタミンD 0.0μg
ビタミンE 0.8mg
食物繊維 2.3g